今日は心のコップについてもう少し詳しくお話ししていきます。
あなたの願望実現やお悩み解決には心のコップが深く関係してます。
ここでもう一度心のコップとは何だったか？を復習しましょう。
私達はいろんな経験をして大人になっていきます。
人の脳は、だいたい13歳になるまでに経験した出来事で、自分が信じ込んだことを心の奥深く、潜在意識レベルにインストールするようにできています。
13歳までに、親や周りにいる人との関係で信じ込んだことは私たちの人生に大きな影響を与えています。
心のコップとは、生まれたての時には皆
「そこに存在しているだけで幸せ」で完璧に満たされているもの。
つまり自己愛に満ちた状態です。
赤ちゃんを思い出してみてください。
赤ちゃんって、誰にも遠慮せず
・自分の思いをそのまま伝え
・要求を発信するだけで
そこに存在するだけで、願いを叶えていますよね。
赤ちゃんの時には満杯だった心のコップの水（＝自己愛）が、成長するに従って
・自分はありのままでは愛されない
・自分はだめな人間だ
・自分は理解されない存在だ
など・・・
ネガティブな感情のせいで蒸発してしまうのです。
足りないコップの水のせいでお悩みは起きてくる
コップの水が足りない時に、何が起きてくるのでしょうか？
例えば、Aさんの場合
小さい時に
親との関係で「お前は不器用だ」と責められた時に
自分はだめな人間だと信じ込んでしまいました。
潜在意識にその哀しみの感情がセットになって信じ込みがインストールされていきます。
大人になったA さんは
コップの水が足りなくなっているため
「人に認められたい」と言う願望を持つかもしれません。
そしてお悩みとして「自分は何をやってもうまくいかない・・失敗してばかり」と悩むかもしれません。
では別の例を見てみましょう。
今度はBさん。
小さい時に他人と比べられて
「自分は愛されない存在だ」と信じ込んでしまいました。
愛されない哀しみが心のコップの水をどんどん蒸発させてしまいます。
すると、大人になってから、パートナーシップにおいて
深層心理で「自分は愛されない」と信じ込んでいるため
彼氏ができても、その「自分は愛されない」と言う不安感があるせいで
彼氏の言動や行動にいちいち執着してしまい、相手に負担を感じさせてしまいます。
エスカレートしてしまうと「もう別れよう」と言われることになるのです。
人は心のコップが満たされていない状態では無意識にそのコップの水をみたそうと他人に求める行動をしてしまいます。
Aさんの場合なら
「認められたい」と言う思いがあるために、
自分がやりたくないことでも無理してやって人に認められようとしてみたり・・
Bさんの場合なら、「自分を愛してほしい」と必要以上に求める行動をしてしまい
望まない結末になったりするのです。
まとめ
あなたのお悩みを解決したり、願望を実現させるためには心のコップの水を満たしていくことが必要になるのです。
今日は人のお悩みがどのように発生するのかをお伝えしました。
・心のコップが満たされていない時に、人は他人に充してもらおうと行動する
・ネガティブな感情がセットになっている時に、心のコップの水は蒸発してしまう
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